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最近の読書

GWほぼ予定がないので、何冊か本を読んでいる。

LeanとDevOpsの科学

LeanとDevOpsの科学[Accelerate] テクノロジーの戦略的活用が組織変革を加速する (impress top gear)

LeanとDevOpsの科学[Accelerate] テクノロジーの戦略的活用が組織変革を加速する (impress top gear)

周囲のひとがよいと言っていたので読んでいた。Lean的なマネジメントとDevOpsによる継続的デリバリがよいということ、その因果関係と調査による分析が全般に渡って展開してある。
ラクティス自体は一般によいとされているもので最近一般的になっていると思うが、継続的デリバリという観点で一通りまとまっているのはよい復習になった。また、関連するメトリックやそれらの関係が興味深いものが多かった。ハイパフォーマーとローパフォーマーのデプロイ頻度という観点はわかりやすいが、変更失敗率や予定外の作業についての考察はなるほどというもの。WIP制限は最近自分のチームのスクラムマスターが見るように提案してもらっていたが、WIPの数・コミットされてから本番にデリバリされる時間など、チーム内外で少し意識してみると面白いかもしれない。バーンアウト、変革型リーダーシップについての章はまさに最近課題にかんじているところであるあるという感じ。ビジョン形成力をがんばろう。
「科学」というだけあって、第二部や付録で調査手法についてきっちり解説してあるのは興味深い。アンケート調査とその定量化にどのような手法を使うのか、こういう研究をしたことがなかったのでとっかかりをつかめた感がある。

イデアは交差点から生まれる イノベーションを量産する「メディチ・エフェクト」の起こし方

アイデアは交差点から生まれる イノベーションを量産する「メディチ・エフェクト」の起こし方

アイデアは交差点から生まれる イノベーションを量産する「メディチ・エフェクト」の起こし方

イデアを生み出す、次に進む先を作る、というところにはずっと苦手意識があるものの、この先どんどん必要になっていきそうという個人的な背景があり、会社の人が紹介していたので読んでみた。
この本の主張はシンプルで、現代においてイノベーションを生むアイデアは複数の専門性が交差するところに生まれやすいこと、価値あるアイデアを作るための交差点の作り方や発想法、そして試行錯誤を回すことでアイデアを実現すること、の3点。広い分野の実例を織り交ぜつつさくさく読んでいけた。
新しい発想がほしいときは散歩したりブレスト・KJ法くらいしか手持ちがなかったが、いくつかやり方が書いてあったので試してみたい。既存のコンセプトを逆転させ、それを制約として実現方法を考えること、偶然目につくものを書きまくって今の課題と関係するか考える、など。紙に書くというのをそういえば久しくやっていないので、この際メモを意識的に増やしてみるのもいいか。
交差点でのリスクを方向的な視点で見る、つまりイノベーションの不確実性を今の延長線上の進化の方向で評価してしまう間違い、というのは自分でも経験もあり、意識していきたい。不確実性は残る、数回やり直せる余裕を持っておく。

ライト、ついていますか

ライト、ついてますか―問題発見の人間学

ライト、ついてますか―問題発見の人間学

たぶん昔読んだことがあるが、会社で話が出たので懐かしくなって読んだ。問題解決に向かうという意識をあらためて高めたいというねらい。
「ライト、ついていますか」タイトルにもなっているこの章はこの言葉が全てなんだけど、相変わらずよかった。ものづくり、組織づくり、なんでもそうだけど、問題を明らかにしてから解決することをきっちり意識していきたい。
結論に飛びつかないが第一印象を無視しない、他人が自分で解ける問題を解決してやる必要はない・彼ら彼女らの問題にしてあげる、いい言葉だ。

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